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伊達ではないが酔狂な砥ぎ師の独り言




 砥ぎ担当者 長内幸広のひとり言のページです。

 1956年青森市戸山生まれ 外見の特徴、髪が薄い上に白髪、じっちゃ。 少なくても5代前からのこの地の農家の長男に生まれる。

 モノ作りが好きで青森工業高校の建築科に入学。東北工大建築学科卒。 恩師へのあこがれもあったが安定志向に傾き、タイミングで工業高校建築科の教員になった。一級建築士。 途中で設計事務所自営のトラバーユも考えたが勇気がなくてできなかった。

 建築科の授業には実習があり昔は生徒の刃物砥ぎ実習もあった。今は、生徒には砥ぎ実習はない。 だから、先生が砥いで準備しておく。最近は若い先生は刃物が砥げない. ので、若い先生も砥げるように砥ぎ機械を何年かかけて開発した。

 試しに家庭科の調理実習の包丁も砥いでみた。これが、ノミも砥げるが包丁もよく砥げた。 それも、短時間できれいに。冗談で「これで包丁研ぎの商売ができるな」が本当になった。 家庭科の包丁に目を付けたのもそういうわけ。


青森工業高校の写真。左は旧校舎。バレーボール部だった。右は移転後の現在の姿。 



 退職近くなって、妻が代表で包丁砥ぎ研究所を開設した。 モノづくり系で自営してみたかったので乗った。

 定年後に何か学校や地域の人の役に立ちたいとも思った。本当は定年後は設計事務所をがいいのだが。 建築の実務経験が少ないのと倒産のリスクがあった。

 包丁砥ぎ屋も、商売として成り立たせるには十分難しい。 学校や人のためにと言いながらお金取るの?。ハイ。設備費、消耗品費も結構かかるし、送料も無料なのでご了承ください。

 本音は砥ぎの収入でローンを組んで少しいい車を買おうと思っていた。とても甘ちゃん。 だが、まだあきらめていない。

 ま、砥ぎややり取りを楽しんで料金も頂戴して趣味と実益というところで十分満足ですが。

 現在、多くご注文をいただいているのは関東以北の高校、大学からが多い。

 DMやFDMで案内しているが青森の片田舎から、包丁研ぎの案内をしても注文を頂ける確信はなかった。 信用の足しになればいいと思ってホームページをアップした。

 車庫の2階を改造して作業場・事務所としている。田舎なので車庫といえども15坪ある。広さは十分。 建築屋でもあるので一人で改装。ただ、ここは青森市のとても郊外。 青森市のお客さんは全く当てにはしていなかった。電話で場所の説明は無理。

 でも、HPで「青森市・包丁砥ぎ」と入れるとうちが出てくるらしい。 市内のお客さんもだんだん増えてきた。不便なところだがナビがあるからこんな田舎まで来ていただいている。 これは予想外。

 このページは暇なときに、人目につかないように、ひっそりと書いている。でもHPだから。みられる。 じゃあなんで書いているの。どんな人が砥いでいるのか知らせたい気持ちが自分にあるのかも。

 じいちゃんの暇人日記。それならもっと画像付きで楽しもうか。ま、時間はある。上の文にも後で画像をつけた。

 家庭科の包丁は年度末から春にかけて忙しい。それ以外は割と暇。

 趣味は春から秋にかけて、雪の多い冬は包丁砥ぎを楽しむという感じか。でも、雪片付けは結構大変。 今年2024.1.15時点では雪はまだ少ないが、昨年の雪を紹介しよう。

朝、目が覚めるとカーテンをそっと開けて外を見る。積もっていなければまた寝るが、積もっていれば起床する。 朝5時ころから始める。ある程度、スノーダンプという手押しの雪運び用具?で運ぶ。 その後は除雪機で雪を飛ばす。写真のように高く積み上げるのが当方の主義。積み上げは結構難しい。 建築的でもある。途中、雪崩れて除雪機が埋まったりする。単に雪片付けは使役だが、積み上げ造形は遊びというか ものづくりになる。なんちゃって。道歩く人には奇異らしいが。「工業高卒の仕事はこんなもの」と心でつぶやく。てが。


2023.02,14 孫が手作りのチョコレートを作ってくれた。バレンタインデーだから.



2023.08,13 孫が手作りのチーズケーキを作ってくれた。誕生日だから。この前まで赤ちゃん だったのにもう中学生。赤ちゃんの時の写真を載せた。似ている。爺バカ。右は娘。かわいい。


2023春 我が家を建てた棟梁の真似をして、裏の畑に薪ストーブのある小屋を建てた。薪小屋も大小2棟建てた。 廃材も使用したので結構工夫が必要だった。完成後、狭い小屋で何回か飲み会をやった。 大工仕事と飲みを楽しんだ。 



2023秋 自信をつけてというか調子に乗って家の食堂にも薪ストーブを。 煙突を立てる工事に苦心。春から秋まで薪を作る。隣の部屋も暖めるために送風機もつけた。 おかげさまで毎日、薪を燃やしながら飲めている。楽しい。



さらに調子に乗って、姪の薪小屋も立てた。エアコン放熱器のカバーも。右は、自分の家の煙突再掲載、 煙突の高さがわかりやすい。


 

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